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.投げ銭でオンラインイベントを実施

生きるためのX対話動画に発展することもあるオンラインイベントを様々なタイミングで毎月のようにおこなっています。しかしそのイベントは「定価」にすることに対する違和感、ペイフォワードの実験などを通して、お金のやりとりをコミュニケーションの一部として捉えてはどうかと考え始めました。そこで、月に1−2度実施しているZoomイベントの参加費を、すべて「投げ銭」にすることにしました。

これは、参加者にとっては、参加のハードルを下げる効果もあります。オンラインイベントを体験したことのない人にとっては、その価値を推し量ることが難しいため、参加費が設定されると、設定された価格が高いか安いかが判断できずに申し込みを躊躇しがちです。でも、後払いで好きな金額を払ってよいと言うことなら、参加費がハードルにならなくなります。

また、投げ銭にすると、接続トラブルがあったときに返金するといった対応や、入金を確認してURLを送る作業も無くなります。これらの手間は、参加者を信頼することで解決します。

参加費を決める場合、何か基準がないと決めにくいという声が多かったので、「録画をほしい方は3000円、録画を必要ない方は好きな金額でお願いします。」というように、基準になる金額を設定しています。そうすると、参加者のみなさんは決めやすいようです。イベントが終わってから、オンラインイベントの感想と投げ銭金額を書いていただくのですが、金額を決めるためにイベントの内容を振り返って考えるため、以前よりも詳しい感想をいただけることが多くなりました。また、応援の気持ちが伝わってきて、励まされることも多いです。Zoomだと参加者とお互いに顔を見て話すので関係性ができます。関係性ができるので信頼して参加費を参加者のみなさんに決めてもらうことができます。参加費を固定しないことで、お金のやりとりがコミュニケーションの一部となり、参加者のみなさんとの関係性が紡がれていくという循環が生まれ、お金のやりとりと同時に信頼のネットワークが育っていきます

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