アーティストのスギオカカズキさんと田原真人が対話しました。
話の抽象度を上げていくことが得意なスギオカさんと話しているうちに、多くのものが統合されていき、最終的には、「いないいないばあ」に収束してしまいました(笑)。
いやぁー、楽しい時間でした。
【スギオカさんのプロフィール】
東京造形大学で絵の勉強をしたので、自分の興味は「空間」にあると思っていましたが、本当は「時間」だったようです。ラスボスは。ザ・ワールドですね。
ライフワークであるカードゲームの設計も、実は「時間」の錬金術なんだと最近気づきました。20分程度の時間を、いかに濃密で喜びに満ちたものできるか? さらに言えば、そこでどれだけの親密さをつくり出せるのか? 時間の密度と意味の変換を、ヘルメス・トリスメギストスのように追い求めています。
そんなわけで、対談には「生きるための美術史」というコンセプトを持って臨んだわけですが、終わった時には「生きるためのいないいないばぁ」になっていました。
田原さんとの対談を通じて、人間の喜びの根源は「いないいないばぁ」ではないかと思い始めています。
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